正しい売買価格の決め方
- 不動産価格は一つ一つで全て違う事を知りましょう
※所在地にかかる建築基準法、接道幅員と方位、地形、街並み等が加味されて決まるのが買主様も納得される売買価格です。現地を見ずには算出できないのです - 買主と売主双方が納得できる価格である事が大切です
公正な現地調査、関係官公庁調査、インフラ調査を行い、国土交通省が定めた価格査定マニュアルに調査結果を入力して算出した結果に景気の現状(需要と供給のバランス)、所在地域の現状、競合不動産の現状、売主様の時間的制約の有無と程度を加味して決めた価格が納得できる価格です。
※正しい価格の調査には5営業日程度はかかります。現地を見ずに、問い合わせから30分後程度で、電話で聞くおおよその価格(簡易査定)を売主様の大切な計画の基にするのは危険です。 - 正しい売買価格決定の仕方と正しい価格交渉のあり方
上記の様な詳細な調査の上で決めた価格で、販売営業を開始し売主側は買主様に現地を見ながら良い点、悪い点の全てを注意深く伝えてこの現状でこの価格ですと明言しましょう。
買主側は現状の悪い部分も認めたうえで、自分の予算に合うよう売主様に価格交渉をお願いし双方が合意できた場合に売買契約を結びましょう。
危険な売買価格の決め方
上記のようなプロセスでなく、あちらで少し聞きかじり、こちらで少し聞きかじって決めた価格ではダメでしょう。買主様は上記のような詳細な調査の上で決定した根拠のある価格を望まれます。明確なデータと根拠を示さず、勘で価格を口にする営業マン等の話を鵜呑みにした価格も、買主様には納得されません。
【結論】
まずは当社の不動産価格記事で価格に関する考え方の概要を知りましょう。
次に3~4社に同時的に現地調査査定を依頼して、見比べて(価格の高低ではなく、人を)、一人の営業マンに託しましょう
『正しい根拠に基づいた価格』+『売主様と買主様の譲り合う気持ち』=『素敵な売買契約価格』
これが納得価格だと思います。