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初めての不動産の売却には不安が伴うのは当然です。また、不動産売却はそれを職業にしている人以外は１００回、２００回と経験をする事はまずありません。まずは【成功のイメージ】を明確に持って売却を始める事が、不動産売却成功への第一歩となります。まずは私達の経験から得た一つの法則、不動産売却の成功の仮説を説明します。以下の２点を大切にしてください。
前者については以下に解説しています。「売却成功のイメージ」を良く理解して不動産売却へ臨みましょう。２番目に重要なのは、次のページで詳しく解説しますが、売却成功のイメージを確実に実行してくれる不動産仲介業者、営業担当者選びです。不動産売却はほとんどの場合、業者に仲介してもらう形になります。つまり仲介業者・営業担当者はあなたの「右腕」なのです。この「右腕」の資質で結果が大きく左右される事には間違いありません。慎重な「右腕」選びを心がけてください。
上記２点を分りやすく教えてくれる仲介業者・営業担当者に不動産の売却をお願いすればまず安心なのは言うまでもありません。
まず、不動産の売却が「どういう形」であれば成功したと言えるのか。長年携わってきて得た仮説は以下の通りです。常にこのイメージを頭に描きながら不動産の売却に臨み、実現できれば、その売却は成功であったと言えるでしょう。非常に重要な項目で、私のお客様にも完全に理解して頂けるまで何度も説明している内容がこちらです。
言葉にしてみるとコンパクトで、一見簡単そうに見えますが、売主様と買主様の利益が相反する不動産売却の流れの中では四か条の通り実行するのはなかなか難しく、ベテラン仲介業者であっても絶妙なバランス感覚を必要とします。まずは各項目について概略を以下に解説して行きます。
まずは適正な価格であるかどうかの検討が売却成功の秘訣その第１条となります。
- 事実データに基づいた取引事例比較法、収益還元法、等で得られる価格であるかどうか。（簡易査定・机上査定は誤差が大きくなる可能性があるので注意しましょう。）
- 近隣販売中物件との比較検討をした上での納得できる価格であるかどうか。
- 経済環境、不動産市況の影響を加味した価格であるかどうか。
- 安すぎない価格かどうかの検討。(上限価格の検討)
上記４項目は価格に関する事です。もちろん不動産売却において重要な事項である事には間違いありません。ここでの良し悪しが売却の時期を大きく左右すると言っても過言ではありません。慎重な検討が必要です。
売却のタイミングは３ヶ月以内がベストです。逆に言えば、３ヶ月以上買い手が付かない場合は価格も含めて、何かしらの問題点がある場合がほとんどです。【どういう考え方】をすれば３ヶ月以内に売却出来るかを、買主の視点、仲介業者の視点から考えてみるのが売却成功の秘訣第２条です。
買主が見つかったら、決済までを一ヶ月前後で終われる様にしましょう。
全体的な流れを知ってから不動産売却に臨むのが安心かつ売却成功の秘訣なのです。
利益相反の取引ですから、もし万一クレームが発生した時に、解決方法を項目ごとに慎重に文章化し、売主、買主、仲介業者が共通の理解をできているか？に心を配ることが大変重要です。特に
上記４点についてはお互いの安心の為に大切にしましょう。３者の理解が違った時に問題が起こります。それを防ぐ為には物件の検討だけでなく営業担当者の説明能力を重視しておくことも大切です。以上4項目の概略を記載しただけでもこの程度になります。売主様にとって大変重要な取引です。当社の事前相談を受けて納得できる取引をしてください。
※瑕疵担保責任については「訴訟社会への対応」のページも参考にしてください。
まだ見ぬ買主だからこそ、売主として心の準備の仕方を知っておくことが安心・成功に繋がります。
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