結論は
- 大きな違いが出る場合が多い
- 不動産価格は1宅地毎に大きく違うと考えていた方が計画を立てる為には安心です。
1.現地確認の上での本格査定の意味
- 現地を見てからしかわからない事
- 【例】前面道路の幅、舗装の有無、道路との高低差、境界ポイントの有無、越境の有無、街並み、付近の危険施設等の有無。
- 区役所、水道局、広島ガス、下水道局などに出向かないとわからない事
- 【例】地中埋設管が他人の敷地利用をしていたりすると、工事費用が発生し、即価格に影響してきます。
- 【例】道路の種類によっては、通行承諾書等を事前取得する必要が有る場合もあります。価格に影響します。
- 【例】建物を建てるに当たって、いくつかの制限が付く場合も多々あります。これも価格に影響します。
- 法務局へ出向いてわかる事。
- 【例】私道を利用している不動産の場合には、一定の方法を講じないと、住宅ローンが利用できない事もあります。価格に影響します。
- 取引事例比較法で価格査定する場合。
- 【例】できるだけ近隣で、できるだけ最近の取引事例を探す。その取引事例も現地確認し、査定地と比較して計算する。
2.すぐに答えてもらう簡易査定の意味
- 現地を見てしかわからない事が査定に反映されません。
- 区役所関係に出向かないとわからない事が査定に反映されません。
- 法務局へ出向かないとわからない事が査定に反映されません。
- 社内にある情報の範囲内で、「○○町のそのあたりは大雑把に言うと○○円/坪ぐらいでしょう。」と答えてもらう事になります。
結果、最終的な売買価格と大幅な差がでる事になります。
3.個別の土地価格の違いを、査定で使用する数値に置き換えてみましょう。
【例】
- 道路が南側、5m、完全舗装、等高の宅地は +10ポイント
- 道路が北側、4m未満、未舗装、道路下宅地は -15ポイント
たとえ隣接であっても、この比較だけで25ポイントもの差がでます。坪当たり単価で25%も価格が違うということです。その他約14項目で比較検討するのが査定です。
より安心な計画を立てるために、迷わず、 現地確認の上での本格査定を依頼してください。約1週間の時間が必要ですが、無料です。