同じような理由で、どうすればよいか困っている方に、実例を記してみます。関係者様の秘密保持への配慮のために詳細ではなく、概略になることをご了承ください。
売却理由
広島から他県へ転勤となられ、広島の家もそのままにされていましたが、転勤先に集約して広島の家を売却しようということになられた案件です。
売却不動産
土地 約50坪で変形度合いがやや大きい。建物 築30年超の一戸建て住宅。
依頼の経緯と形態
インターネットで複数社に同時査定依頼して比較された上で、専属専任媒介契約でお任せいただきました。
【経過】
お問い合わせから1週間後に現地調査した上での査定報告書を郵送、電話と面談で内容説明し、数社と比較されたご様子でしたが、お任せいただきました。
まずは、上限価格(査定価格より上)を目指して一般エンドユーザーへの営業方針を採りましたが、建物を使用するには、相当たくさんの費用がかかる程度だったため、なかなか商談が発生しませんでした。
【結果】
次に、販売開始から一定の日時がたちましたので、売主様との協議の結果、建売住宅用地を求めている不動産業者へも営業を開始し、査定価格に対して少し下で成約となり売主様は目的を達成されました。第1回媒介契約締結から約7ヶ月目でした。
売買契約締結は郵送と銀行振り込みで行い、決済時だけ帰広していただきました(不動産所在地の法務局での登記が必要なため)。
銀行借入残金も同日に買主から頂く決済金の中から完済の方法で完了です。
遠隔地の不動産売却は、売主様から見た時、特に重要なのは、お任せいただいた担当者からの「連絡報告の質と量が何より安心の基」だということです。
「催促をせずに、思いの資料が届いたり、連絡報告がある。」ことが売主様の安心だと心得ています。 「あなたに(売主様に)褒められたくて」(私が尊敬している人の言葉です)の思いで考えれば、こうできると信じて取り組んでいます。