平成21年6月17日にインターネットの日経四誌検索窓に「不動産」と入れてクリックすると、下記のような見出しが並んでいる世相です。
- マンション、新規発売、減少止まらず、首都圏5月、21ヶ月連続、契約率は70%回復
- 東京の分譲マンション、5月賃料、0.5%下落、東京カンテイ調べ
- 住宅履歴、ネットで管理、オンラインタウンがソフト「長期優良」に対応(※1)
- 大和ハウス、修繕履歴無料で公開、中古マンション、サイト開設(※2)
- (※1)札幌の建設業者向け業務ソフト開発業者さんが、21年6月から始った『長期優良住宅制度』に対応して、住宅の新築や修繕の履歴を管理できるソフト販売を始めたと言う事です。
- (※2)大和ハウス工業は修繕工事の履歴や耐震性などの情報を盛り込んだ独自の中古マンション比較サイトを2010年1月に開設し、同業他社にも登録を呼びかけるということです。
「不動産 明るい」と入れてクリックすると、
- 株価は最悪期を脱したか、マネーは「若い芽」探る、明るい材料に反応
- さらば「万人受け」、物語で誘う賃貸(風を読む)
「街角景気」と入れてクリックすると、
- 5月街角景気「エコ」牽引。5ヶ月連続上昇
- 街角景気5ヶ月連続改善、経済対策が下支え、5月「悪化」なお5割弱。
内閣府は、前月の「このところ悪化に歯止めがかかりつつある」から「このところを削除した」
- 『正確な住宅の履歴』は、売主、買主、仲介業者にとって最大にして永遠の関心事です。
一歩前進の情報です。 - 『政府、景気底打ち宣言』21年6月18日 中国新聞
だんだん良くなりそうです。
21年6月8日付 不動産売却の処方箋に書いた記事中古住宅売買の『キズや傷み具合に対する不安解消コーナー』に対応する新しい動きが出始めています。
『安心できている不動産所有者』
(貸そうとしたときに早く借り手が付き、売ろうとした時に早く買手が付く不動産所有者)
であり続けるための努力をしておきましょう。