平成21年3月17日にインターネットの日経四誌検索窓に「不動産」と入れてクリックすると、下記のような見出しが並んでいる世相です。
- 追加経済対策へ有識者会合スタート、財政出動「効果的に」
- マンション発売27%減、2月の首都圏、契約率70%下回る、販売在庫は処分加速
- REIT、3割が含み損、08年7-12月、市況悪化、相場の重し
- 不動産の相場変動が招く金融危機
「不動産 明るい」と入れてクリックすると明るい記事が見当たりません。2月に続き「最悪状態」だと感じます。
しかし、中国新聞21年3月10日の記事の中で一つ光っていました。
『街角景気2月も改善』
- タクシー運転手ら景気に敏感な職業に就く約2000人を対象に内閣府が調査
- 2月の景気ウオッチャー調査が2ヶ月連続上昇した
- 円高で海外旅行の取り扱いなどが増えた住宅販売や自動車、家電生産の一部に明るい兆しが見えた事が寄与した。
- 内閣府の総合判断は、「景気の現状は極めて厳しいものの、このところ悪化のテンポが穏やかになっている」
ということです。『反転の兆しかな』、プラス思考でとらえて、夜明けを待ちましょう。その間が、自分の所有する不動産の資産価値を上げる努力ができる時期です。
【提案】
前週にしたレポートの『家歴書作り』 をこの時期にしておきましょう。売ろうとした時に
- 「すぐ売れる」
- 「スムーズに売れる」
- 「より高く売れる」
- 「売れた後にトラブルの不安がない」
こうあるために、所有者にできる準備です。今のような時期、供給過多が予想される将来に向けて、自分の所有不動産の資産価値を高める大きな武器としましょう。
売主様と買主様が「良い取引ができてよかった」と、思い続けられる取引の根幹の部分が出来ると思います。