買主様は決済日以降、ずーっと住み続けるわけですから、少なくとも以下の2点に気配りが必要です。
(準備する書類関係はここをクリックしてください⑫です。決済前に必ず営業担当者が書類を添えてお知らせします。)
【売主様の気配りポイント】
- 土地建物の修理履歴と気になる部分をできるだけ詳しく、できるだけ早い段階で、仲介担当者に伝え、買主様に伝わり、納得された上で契約し決済を迎えるように配慮する。
- 買主様が「いい売主様の家を買わせてもらって良かったね」と感じてもらって、引渡しが完了できたら、その後何があっても、いい解決が出来ると考えて、配慮する。
【担当営業マンの気配りポイント】
①に対しては売主様から聞かせていただいた事と現況確認から、付帯設備表、現況報告書を作成して、案内時には現況を示しながら、契約時には書類で買主様に伝え、納得して調印を頂き、引渡し後のトラブルにならないよう、配慮をしています。
②に対しては営業担当者が、売主様と買主様の立場の違い(利益相反)をわきまえて、この問題に配慮して双方を取り持つ気配りが出来れば達成できます。
【結論】
気配りの出来るタイプの営業担当者を見つけて、担当者に土地建物の詳細な履歴を伝えてから販売営業を開始し、心のこもった掃除をして引き渡す。電気ガス器具の取り扱い方等を、売主様が自筆でお知らせされた決済などは、素敵な取引でした。
小さな傷まで見れば、無数にあるのが不動産です。気分が良い上で見るか?、気分を害した中で見るか?が、トラブルになる、ならないを決めます。