平成11年6月23日公布:住宅品質確保促進法
平成19年5月30日公布:特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保に関する法律
のように、建物に対する法整備が実施されています。
今回は、建替えずに何世代にもわたって住み続けることが可能な「200年住宅」を優遇する税制を2008年度に創設するという朗報です。
登録免許税(国税)、固定資産税(市町村税)、不動産取得税(都道府県税)、それぞれを通常より軽減する方針のようです 。(2007年12月4日 読売新聞から)
滅失住宅の平均築後年数の比較
日本……30年
アメリカ… 44年
イギリス…75年
という実状は、住宅ローン等の経済面からも、国の文化の面からも改善したいことです。
全住宅における中古住宅の流通シェアは
日本……13.1%
アメリカ…77.6%
イギリス…88.8%
(住宅産業新聞社2006年度版住宅経済データ集より)
日本の中古住宅の品質の程度が伺えるデータです。
建物所有者も建物購入予定者も私達不動産仲介会社も「安心できる建物 」への願いは一緒です。
いい法律になると思います。