不動産流通標準情報システムの略称(REINS)です。国土交通省及び(財)不動産流通近代化センターが共同で開発し、国土交通大臣から指定を受けた全国4箇所の不動産流通機構が運営している不動産情報交換のためのコンピューター.ネットワーク.オンラインシステムです。
土地や中古の住宅を売りたい人や、買いたい方は、通常、不動産業者(宅地建物取引業者)に相手方や物件の検索を依頼します。
広く迅速に相手方や物件の検索を行うために平成2年5月からレインズが導入されました。不動産会社へ土地や中古の住宅の売買を依頼する場合、媒介契約を結ぶ必要があります。
『専属専任媒介契約』『専任媒介契約』については、宅地建物取引業法により、レインズ登録が義務付けられており、媒介契約書を売主の依頼者に交付することを定めています。
(財団法人不動産流通近代化センター)
【売買の現場では】
- 売主様から媒介契約書で依頼を受ける(窓口になる)と宅地建物取引業法という法律により、レインズ登録を義務付け、広く、早く、全業者(広島県約3000社)に告知します。
- 売却依頼を受けた仲介業者が情報を囲い込む(売主にとって不利益)ことを排除し、約3000社(西日本不動産流通機構)の不動産仲介業者が瞬時に売主様の売却情報を共有して、それぞれが担当している買主様を紹介し合う事で早期成約を実現する。
※不動産業者は成功報酬ですから、登録された情報を我先に自分のお客様に紹介します。 - 登録不動産が契約になると、成約情報をレインズに報告してデータが蓄積され、後に同一地域の売主様から査定依頼があった時に取引事例として、重要な役割を果たします。(もちろん守秘義務に配慮しています。)
このようにして、売主様買主様にとっての好循環を生むための仕組みがレインズ登録です。
売主様買主様にとっての好循環を生むための仕組みがレインズ登録です。売主にとって納得のいく売却とは、レインズ等の正しい成約事例を基にした査定報告で始まり、レインズ登録して業者さん同士が買主様を紹介し合って、早期成約を実現出来た取引の事だと思います。