同じような理由で困っている方に、実例を記してみます。関係者様の秘密保持のために詳細ではなく、概略になることをご了承ください。
売却理由
広島から他県に転職の為、自宅マンションを売却しようとされた案件です。
売却不動産
市内にある築8年経過のマンションで、同一小・中学校区内に新築分譲マンションを含め22件の競合物件が出ている激戦区でした。
【経過】
インターネットで4社に査定依頼して比較検討された上で、当社に専属専任媒介契約でお任せいただきました。インターネットで不動産会社のホームページを比較され、大手不動産会社を含めて4社へ査定の依頼をされたということです。第1回の面談から1週間後に査定報告書の内容を公的データーを基に説明させていただきました。『売り手側に徹したサポートをしてもらえそうな』(売主様自身の言葉をお借りしました。)会社(担当者)と感じて、お任せいただけたということです。
【結果】
- 同一小・中学校区内だけで22件(同タイプのものだけで)もの競争がある状況の把握と対策が必要でした。
- 築年数的特徴、間取り的特徴、大切にして住まわれていた家と感じ、利便性もあるという特徴等を売主様と一緒に検討して、最初の価格設定を大切にしました。
- 売主様には希望する価格があり、実際に売れる価格との間に誤差があることも多いのですが、「これだけ競争がある中で売れるであろう価格」に設定していただけた売主様のお陰で約2ヵ月で成約となりました。
売買契約締結は持回り(担当者が売主様、買主様それぞれに説明)で行い、決済時は帰広していただきました。買主様から頂かれる決済金の中から住宅ローンを完済する方法で無事完了。売主様と買主様は初対面でしたが、買主様の印象と経過を正確にお伝えできていたこともあり終始和やかな決済でした。
競合物件が多かっただけに特に、状況に合った価格設定、販売戦略を〈 売主様と担当者のチームで協議 しながら進めることの大切さ〉を知った案件でもありました。