土地建物を売って譲渡所得税を計算する時には、建物は取得してからの経過年数に応じて取得費から減価償却費を差し引く事を求められます。
自分が使用した期間分は取得原価としては見ませんという考え方です。
不動産売買仲介会社に査定依頼した時に、 手取り計算の段階で必要 になります。
大まかに2通りです。
- 新築で購入した住宅を売却する場合の計算
- 中古で購入した住宅を売却する場合の計算
(耐用年数の見積もりが①と違います)
利益が出る時にかかる譲渡所得税は利益の20%(平成20年3月現在長期所有の場合)と、大きな金額です。引き忘れると手取り額が違ってきます、要注意です。
今回の減価償却も含めて、字句の意味とか解説は、インターネット、本屋さん、税務署、税理士さん、どこででも今時は簡単に調べる事ができます。「全ての流れの中での、この字句の意味を知る」ことが大切です。 『最初(査定依頼)から最後(確定申告)までの必要十分な事項(この減価償却も含む)を催促することもなく、教えてくれようとする姿勢を持った右腕(自分の体をずーっと見てもらっている、かかりつけのお医者さんのような)』を求める気持ちを強くして担当者を決める考え方がいいように思います。