建物の査定を具体的にわかりやすく

2007年7月1日時点

9月17日分でご報告した「国土交通省土地白書」の内容を裏付ける結果になっています。

家・土地・不動産の訴訟ポイント

中国地方でも都市部の地価は底を打った」(9月20日中国新聞) と 表現できるが 、 実質上昇したのではなく、前年対比で下落幅が小さくなったということです 。

  商業地 住宅地
2007年 -1.5% -2.0%
2006年 -3.9% -2.9%

従って、純粋な上昇となるのは来年以降のいつなのか?上がるのか?上がらないのか?

家・土地・不動産の訴訟ポイント

「三大都市圏の上昇地点についても、今年に入り、上昇の勢いに陰りが見える。」「海外からの資金を含む不動産投資にも頭打ち感がある。」「地方圏では、商業地、住宅地とも調査地点の8割以上で下落が続いており、収益性などで地価が二極化する構造が鮮明になっている。」(9月20日中国新聞)

昔の通りの「景気の山、谷」であれば来年以降はまず上昇だろうと読めたと思いますが、さて今回は?

筆者の独り言

長期展望を考える時、上がるのか?上がらないのか?の判断は重要ですが不透明です。 ほぼ明確になっている「地価は二極化するであろう」を判断基準にして、ご自分の不動産を「どう利用し、どう移動しておくか?」を検討すればよいのではないでしょうか? (二極の内どちらに入るかは比較的容易に判断できます)

不動産の弱点は換金に時間がかかる点です。安心のために、何も起こっていない時間的な余裕のある時点で、資産それぞれの考え方を時流に合わせて検討しておきたいものです。ご自分で資料収集して判断するのもいいですし、日々現場にいる 「右腕」 の見解も参考に加えるのもいいと思います。

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